
私の家って魅力があるのかな・・・?」

気付かないだけでありますよ!
買主さんへのアピールになりますから、良いところをまとめましょう!
”あなたの家の間取り・築年数”・付属の設備などの基本情報に加え、
近隣の状況(公園・学校・スーパーがあるか?など)
買主さんは知りたいはずです。
「調べるのは面倒だし、不動産屋さんに任せればいいでしょ?」
と思うかもしれませんが、実際に家に住んでいるあなたが誰よりも詳しいはずです。
今回は買主さんへアピールするポイントについて解説します。
※アピール1つで、何百万円も高く、もしくは安くなる可能性もあります。
気温(日当たり含め)

温度を測ればわかるんじゃないの?

確かに、そうですね。
ただ、マンションなど最上階と1Fでは感じ方が違うし、
戸建てでも、思ったよりもリビングが暑く、冬は暖房がいらないくらい暖かいとか・・・
内覧の時に”リアル”な話しをすることで、現実味が増します。
例えば・・・

”日当たりがよい”
よりも

”布団がすぐにふかふかになり、お日様のニオイがします♪”
のほうが特に女性ウケがよいと思います。
生活環境
例えば、スーパーが近所にある、という情報は
地図を見ればすぐにわかります。
ですが、「珍しい果物や野菜が売っているほど品揃えが豊富」
といったアピールポイントを加えると、いいかもしれません。
【アピールポイントの例】
- コンビニ:いつも込んでいるので、つぶれないかもしれない
- 銀行:通勤前に気軽に立ち寄れる
- クリニック:夜遅くまで対応してくれるので、仕事帰りに便利
- 交番:何かあったらすぐに駆けつけてくれる
- 保育園:幼稚園:近いけど、騒がしくない
- バス停:1時間に○本あり、便利
交通について(通勤・通学)
かなり重要なポイントです。
- 駅まで徒歩10分
- 自転車で30分
- バスで15分
など、基本的なデータは必須。
また
- 距離は近いけれど、信号が多いため、駅まで意外と遠い
- 朝のラッシュ時、バスに乗れないこともあるかも
- 裏道を通ると、駅までの道が短縮できる
など、”実際に通っている体験談”を話ことをおすすめします。
ご近所の情報
戸建てよりも、マンションに多いのがこの問題です。
例えば、
- 上下階に住む新婚夫婦の子供がドタバタしてうるさい
- 隣人がベランダでタバコを吸う。エアコンのダクトからニオイがする※
※私の実体験です(汗)
逆に
- お隣さんは感じのよい老夫婦
- 夜はぐっすり寝られるほど静か
- ベランダでの喫煙は禁止なので安心
といった良いアピールも必要です。
騒音問題は注意が必要
お隣の家やアパートから音楽が聞こえたり、
夜中に奇声が聞こえる、といったことは都会ではたまにあります。
ときまた聞こえるくらいなら問題ないですが、
頻繁な場合は、申告したほうがいいです。
家の設備
①エアコン
購入して間もない場合、買主さんが「残して欲しい」と要望するケースが多いです。
※戸建てでエアコン台数が多いと、この要望は多い傾向
購入してから、5年以内くらいなら、アピール材料になります。
給湯器やビルトイン食器洗浄機
修理暦や交換時期などわかる範囲で伝えましょう。
③カーテン
撤去が基本ですが、残して欲しい、という買主さんたまにいます。
④床暖房
エアコンとは異なり、乾燥した空気は不要で、暖かくしてくれます。
⑤太陽光発電
戸建て限定。1年間の売電価格やパネルの長期保証など明細があると
買主さんはグラッとくるかもしれません。
動作するかどうか?
「壊れていても、汚れていても保証できない」
といった条件でエアコンやカーテンを渡すのであれば問題ないです。
ただ、床暖房をセールスポイントとして売却をしたのに
実は長期で利用しておらず、また夏場に売却&引渡しをし、
冬なったら動作しなかった・・・
といった修理費を”売主が負担”しなければならないケースがあります。
そのため、ざっとでもいいので、引渡し前に動作確認はしましょう。
リフォーム暦
- トイレとお風呂をフルリフォームした
- たたみ・ふすま・壁紙をすべて新品にした
- キッチンを大改装した
など、もしリフォーム暦がある場合、セールスポイントになります
※とはいえ、”家を売る=リフォームする”必要はないです。
町内会費・マンション組合費
言い方が悪いですが、”かなりうるさい町内会”は存在します(汗)
費用も含めて、どんな感じなのか説明することをオススメします。
家のデメリットもいったほうがいい?!

プラスになることもあれば、マイナスになることもあります。
ちょっとうがった意見ですが、
”良いことばかり言う人は信用できない”
つまり、マイナスを言うことで「この売主さんは信用できる」
と逆に評価がアップする可能性が高いです。
とはいえ、
「日当たりが悪くて、ジメジメしてます。カビだらけで大変です!」
オーバーに言う必要はありません(汗)
そのあたりは、不動産屋の担当者と相談して、デメリットをどう伝えるのか?
どこまで伝えるべきなのか? など内覧前に打ち合わせをしましょう。
※担当者との信頼関係はかなり重要です