
今度、内覧希望者がウチにくるの!掃除はどれくらいすればいいかしら?

最低限の掃除&よく見せるための工夫が必要です!
家の売却活動をスタートし、初めての内覧・・・
将来の買主さんになるかもしれない、と考えるとドキドキです。
今回は”家の内覧前の掃除”&”内覧時の注意事項”についてご紹介します。
玄関・水周り・リビング・バルコニー・庭

人は見た目で90%決まる!
若い頃の私は、そんなことない・・・
と思っていましたが、結構あたっています(汗)
玄関は”はじめの一歩”を踏み出す場所で、初対面で印象が悪いと
心情的にマイナスになるかもしれません。
玄関でありがちな光景
- 水トラブルの広告マグネットが貼ってある
- 靴がそろっていない
- ドロやホコリが目立つ
- 靴が汚い(※重要)
- 家のニオイがする(※重要)
「家のニオイってなに?」
昔、友人を自宅へ招待したとき、「なんか独特のにおいがするね・・・」
と言われたことがあります(汗)
※逆に友人宅などにいくと、独特の不思議な?においがしました。
毎日生活していると、鼻がなれて”自分で気付かない”ことがあります。

【対策】
- 空気の入れ替え(※玄関&窓をオープン)
- 下駄箱&玄関の掃除
- 消臭力(玄関・お部屋用)を複数設置
生活臭は簡単にとれません。
ですが、消臭力などである程度のニオイは除去することができます。
※できれば室内にも複数おいたほうがいいです。
※内覧者がきたら、隠しましょう(汗)
また”タバコがニオイの元”とわかる場合は、
「すいません、おタバコは吸いますか? 私は喫煙家で・・」
と正直に申告することで、心理的なハードルは下がります。
※とはいえ、部屋中いたるところを水ふき&換気&消臭力で極力ニオイを消しましょう。
リビング
自宅の”心臓部”です。
- 日当たり
- 広さ
- リビング⇔キッチンとの生活導線
買主さんは、褒めるときはストレート。
「え?」と思ったら社交辞令的に言うはずです(汗)
■図面よりも広く感じる→「思ったよりも、広々していますね!」
■図面よりも狭く感じる→「すてきなリビングですね」
リビングは生活する上で最重要ポイントです。

【対策】
- 導線上の物を置かない
- 物をできるだけどけておく
- 昼間でも部屋は明るく
売れるか売れないか? リビングの見せ方で決まります。

狭いと自覚している場合は?

事前に担当者に”狭いほうか?”と質問して、客観的に判断してもいらいましょう
後は、事前にリビングはちょっと狭いです・・・と申告して、
ハードルを少し下げておくのも手だと思います。
※戦略は担当者によって異なります。
水まわり
トイレ・お風呂・キッチンは女性(※奥さん)がかなり厳しくチェックします。
特にキッチンは注意
- 壁やコンロにこびりついた油汚れ
- 調理道具が散乱していないか
- 床がベトついてないか
- 換気状態(※換気扇・窓など)
キッチンは女性が毎日立つ場所ですから、
念入りに掃除をしましょう。
また、お風呂がカビ&水垢だらけ・・・
トイレのフタが開けっ放しなど気をつける点は多々あります。
※トイレ=金運と考える人は多いです。
バルコニー・庭
洗濯物は干さないようにしましょう。
※また、マンションはベランダに物を置かないほうがいいです。
内覧時のQ&A

担当者に任せておけばいい?!

A:「担当者と二人三脚だと思ってください」
空き屋ですぐに処分したい! なら任せておけばいいです。
ですが、居住中&高く売りたい!のであれば、
あなたも営業マンになったつもりで、内覧希望者さんと接してください。

夫&妻がいる場合は、二人で立ち会ったほうがいい?

A:「奥さんだけのほうがいいです
売主側の旦那さんが腕を組んでジロジロ・・・
と買主さんを見る・・
心理的な圧迫はかなりあります(汗)
ご挨拶後に、旦那さんだけ、別室で待機していて、
奥さんに呼ばれたら、説明するほうがいいかもしれません。
また、お子さんがいる場合は、その時間だけ外に出てもらいましょう。

しゃべりすぎは良くない?!

性格によります
ネアカ&おしゃべり好きで、雰囲気を良くする人もいるため、
しゃべりすぎが悪いと断言できません。
逆に寡黙すぎて
(この売主さん、ちょっと怖い・・・)と悪い面に働くかもしれません。
担当者はあなたの性格に合わせた戦略プランを用意するはずです。
事前の打ち合わせで、質疑応答の練習をするといいかもしれません。

家を売る理由が言いづらい場合は?

ウソはいえないため、言い方を工夫しましょう
- 田舎へ移住するため
- 子供が大きくなって手狭になったため
- 主人が転勤するため
といった理由ならすぐに回答できます。
ですが、離婚など込み入った場合は、答えづらいです。
- 離婚→ちょっと家庭の問題で・・・
- リストラ→転職をするので、引越し
このあたりはある程度ウソを言っても問題ないです。
しかし、事故が起きた・欠陥(水漏れやヒビなど)があるなど明らかに問題がある場合は
正直に言いましょう。